アウトプットで飯が食えるのか?

実体験やウェブについての気づきを綴ります。

33歳でウェブクリエイターを目指したけれども挫折。その理由はこんな感じです。



新卒で入社した中小企業が廃業となってしまったのがわたしが33歳の頃です。複写業界という建設業の図面の焼き増しや製本の作成、CADデータ出力をして納品するのが仕事でした。

この業界自体が廃れてしまう傾向にあって価格競争が拍車をかけて社長の決断の元、廃業に至ったわけです。同じ業界で働くことができたのは顧客を抱える営業担当者のほんの数名だけでした。

わたしの場合は、新しい業界で働くしかありませんでした。そして、キャリアチェンジをするべく何のリサーチもしないうちに目に入ってきたのがウェブクリエイターへの転身でした。

パソコンの前に座る作業は10年以上やってきたので抵抗はありませんでした。ちょうど良いタイミングでウェブクリエイターの職業訓練校が開催されることになっていたので入校して3ヶ月でウェブサイト制作をして転職活動に励みました。

ところが、今思えば33歳の男で未経験で正社員に即採用されること自体が無謀だったのです。リサーチもしないただの情報弱者です。

その後、今は亡き、マルチメディアスクールWAVEでウェブクリエイターになるためのスキルアップと制作実績をこしらえることに専念しました。

ただし、今現在、わたしは、大手製造業の請負社員として勤務しています。
途中でウェブクリエイターになることに挫折してしまったのでした。

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若い世代にとってわたしの立場は使いづらい存在

かけだしのウェブクリエイターは20代女子がひしめき合っています。33歳の男がかけだしで使われる側にてウェブ業界で勤務することは例外に等しいのです。

33歳の男ならウェブ業界においては、かけだしのコたちを上手く使って指示を出す立場でなければならないのです。(←もしくはスキルのない営業)

20代女子にとっては、未経験の33歳の男を使うことはかなり抵抗あります。そういった業界の暗黙のルールに合わなかったのが挫折の理由の一つです。

正社員としての道のりが果てしない

33歳が未経験で正社員になれるほどウェブ業界は甘くないのでした。
正社員としての採用であればどこかの企業でウェブ担当を任されていた実績がなければ、書類選考の段階で落とされるのです。

当然のことながら企業のウェブサイトを一人で制作できるくらいのスキルは備わってなければならないレベルです。

もし、ウェブクリエイターとしてやっていくのであれば東京に進出してアルバイトを経て何年かかるかわからない中でやっていく覚悟が必要になります。世間体を気にしているわたしにはできない選択でした。

緊急雇用で勤務した4か月での自信喪失

職業訓練校を経てパソコンスクールに通いながらウェブクリエイターの就職活動をしていました。アルバイトの面接も数社は行きましたが、制作実績の不出来によって落とされていました。

ハローワークにてウェブ制作による緊急雇用で15名の採用をしていたので4か月の期間限定だったけれども、まずは実務経験をつむことにしました。

面接を受ければ即採用みたいだったようで、わたし以外に採用された面々をみると1名が62歳の元プログラマーで、1名が独学でウェブを勉強しまくっていた24歳の女子、あとはすべてウェブ未経験マダムたちでした。

マダムたちはすべて雇用会社側の係長のコネによる採用だったと後日聞かされました。15名が一丸となってこのウェブ制作に取り組むわけですがHTMLやスタイルシートがマダムたちはわからない…。

そして、実際に仕様書を元に1日かけて個々で大雑把なデモ制作をしたところ明らかに24歳女子が一番スキルがあり、周囲は感動そのものになったのでした。

それからの4か月はこの女子中心にウェブ制作は進んでいき結局のところ14名は彼女の指示のもと、言われたことをやっていただけでした。

この緊急雇用のウェブ制作で実務経験をつんだのは24歳女子でした。

雇用会社の課長と係長からは遠回しにわたしの将来についてはウェブは無理だからもっと方向性を考えた就活に徹した方がよいと言われました。


ウェブクリエイターを目指して実際に仕事を短期でやってみてわかったこと。
それは、彼女のような自分よりも10歳若い女子が虎視眈々とウェブクリエイターになろうとしていることです。そして、正社員にこだわっていないのです。

ウェブ制作においては女性が多いという抵抗感も自分の中で知ることができました。ただし、ウェブを学ぶ行為はお金を貰う貰わない別にして自分にとっては楽しいことなので継続していこうと考える今日このころです。