アウトプットで飯が食えるのか?

実体験やウェブについての気づきを綴ります。

ウェブクリエイターの職業訓練校のあれこれ



わたしは、新卒で入社し10年以上勤務した中小企業が廃業となりました。試行錯誤の末にキャリアチェンジをしてウェブクリエイターになることを決断しました。

といっても、職業訓練校の締め切りとの兼ね合いで二週間悩んだだけでしたが。

HTMLやスタイルシートに触れたこともなかったためまずは職業訓練校に入校してスキルを高めていけば正社員として働いていける...。
当時はそんな浅はかな考えをしていました。

ハローワークにて職業訓練校の受付担当の人に希望の旨を伝えると希望者が定員を超えており、一般教養と面接による、ふるい落としがあると言われました。

さっそく最新のSPI問題集を買ってきて繰り返し解いて試験に備えました。結果は合格で、晴れてウェブクリエイターの職業訓練校の入校が決まりました。

訓練校からの目標としては三ヶ月でウェブ制作を行い、その作品を元に就職活動をしていくというのをかかげていました。

ところが、最終的にはかなり厳しい道のりをたどらなければ目標を達成することはできないのでした。

f:id:koi_0827:20181011170657j:plain

職業訓練校で学ぶこと

まずはHTMLとスタイルシートを学んでの動作確認をしながらの基礎講座です。ハイペースなので復習しないと次へ進んでも置いて行かれることになります。

HTMLとスタイルシートの説明が終わるとホームページビルダーにて課題の制作を行います。それをクリアした人から徐々に卒業制作いわゆる就活のためのウェブサイト制作に入っていきます。

このウェブサイト制作はまったくの自由で架空のカフェサイトや知り合いのお店のサイトを制作したりする人が多かったです。

そして、ウェブ制作を並行して業界やネット系の専門知識のための資格試験、NTTコミュニケーションズのドットコムマスターの対策も行いました。

わたしの場合はとにかく就活用のウェブサイト制作に力を入れるため座学は受けましたが、資格試験の受験までは手が回りませんでした。

職業訓練校の受講者たち

受講者は全部で24人で内3人は途中で別業種で仕事を決めたので来なくなりました。
33歳だったわたしがちょうど真ん中の世代でした。

下の世代は3~4年ほど営業職やアパレルに就いたけれども事情があって辞めて
ウェブクリエイターとして生計を立てたいと入校してきた20代...。

上の世代は既婚者で旦那の収入の手助けになればとウェブ系のアルバイトで仕事をしたい主婦。印刷のデザインに携わりPhotoshopやIllustratorをバリバリに使いこなせて、あとはマークアップさえ身に着ければウェブサイトはお手の物といった人。

同世代には運送業や販売からの転職を考える人たち。最終的にわかったのは、いますぐ就職しなくてもある程度の時間的余裕があって収入には困っていない人。正社員にこだわりがない人がウェブに携わる仕事に就いたようです。

受講者のなかで仲良くなった人たちは結局はウェブクリエイターを諦めました。働き方よりも収入の方が大切で運送業の人はそのまま新たな運送業へ。

営業職の人は同じ職種で100社受けるつもりで履歴書・職務経歴書を用意して何とか仕事に就いたようです。


未経験から20代半過ぎ~それ以上の年齢でウェブに携わるためには正社員にこだわらずに長いスパンで就職活動をしなければならないと痛感しました。

ウェブ業界は製造業のように多くの人材を求めている業態ではないため、すぐに戦力になって、人材育成とかいってられないのが現状でした。

ウェブクリエイターの職業訓練校に入校してよかったことは、つかの間の学生時代のような仕事に縛られない人間関係を築けたことです。受講生同士のトラブルも無く皆が本当に仲良かったと思います。